

ウッドデッキと言えば重厚な濃色の床を思い出す方も多いと思います。木製のデッキ材に塗り込むオイルステイン独特の色合いはとても魅力的です。バリューフェンスのバイナルデッキは、美しいダークブラウンとメンテナンスフリーを同時に実現する理想の濃色デッキです。
バリューフェンスのバイナルデッキは腐ったりささくれたりする事無く、いつまでも素足で歩きたくなるようなしなやかさと滑らかさを保ちます。塗装の必要も一切ありません。水分によって傷むこともありませんので、地面の数センチ上を覆ったりコンクリートに直接貼り付けたりなど天然木では絶対に不可能な施工方法も可能にしています。
バリューフェンスの樹脂デッキは日本国内でよく販売されている木樹脂(人工ウッド・人工木)のデッキとは全く異なる、芯まで全てバージンPVC樹脂で成形したソリッド構造が特徴の樹脂100%からなるバイナルデッキです。 PVCは一般的に「ポリ塩化ビニル(塩ビ)」と呼ばれる素材で、難燃性で水や薬品に強くデッキ材にとても適しています。
ダークブラウンのバイナルデッキはPVC樹脂の芯をASA樹脂で包んで強化した2重構造となっています。ASA樹脂は耐候性ABSとも呼ばれる素材で、ABS樹脂にアクリルゴムを入れることで耐候性能をアップさせたものです。耐光性・耐候性・美観に優れ、屋外での使用にとても適した素材で、特にダークブラウンに於いては紫外線による色抜けを皆無にすることに成功しています。
● 人工木材の欠点
現在日本国内で販売されている殆どの人工ウッドデッキは樹脂木で出来ています。樹脂木はプラスチックに木粉を混ぜて作られており大変重たい素材です。
このためほとんどの人工ウッドデッキはこの重過ぎる問題を解決するために、いわゆる肉抜きをした中空構造となっています。
中空の人工ウッドデッキは、強い衝撃を与えたり手摺などのベース金具を基礎に留めてデッキ材を締め上げたりすると割れが発生します。表面からビス打ちを行うと安易にビスが貫通してしまうなど木材では考えられない弱さがあります。また切り口には肉抜きの穴が並ぶため側面を隠すカバー資材が必ず必要になります。
● ソリッド構造の利点
バリューフェンスのバイナルデッキは中に一切の空間が無く芯までPVC樹脂で一体成形したソリッド構造です。重量も天然木材程度の重量で重過ぎることがありません。当然ながら落下物での破損など全く生じません。ビス打ちや切断などは全て木材用の工具で木材と同様に行え、樹脂デッキが初めての方でも迷いなく加工作業が出来ます。なにより素晴らしいのは切断面です。並べて切った側面は不自然なカバーを使用する必要が無いため、天然木のデッキの側面のように美しい仕上りとなります。